阪和労働法務事務所代表
1995年03月 和歌山北高校卒業
1999年03月 熊本工業大学電気科卒業
1999年04月 某電機メーカーに入社
大阪営業所に配属
2006年11月 社会保険労務士資格取得
2008年04月 総務課へ異動
2010年04月 人事班長
2012年04月 総務課長
2016年04月 営業部長
2017年04月 社長室長
人を喜ばせること(特に縁結び)
サッカー(プレイも観戦も)
槇原敬之とドリカムが大好き
娘二人とのお出かけ(最近は付き合ってくれない。コップに入った私の飲み残したお茶はまだ飲むが照明にあてて口をつけてないところを確認しているところを見ると切なくなった)
裏技という言葉に弱い
仕入れたネタは披露したくなる
良いことはもちろん、悪いことでもそれが反面教師となるなら教えたくなる。
自分だけのものにしてはもったいないと多くの人に披露したくなります。
下着は綿100%にこだわる
これまでに引き合わせたカップルは100組以上?
そっちの仕事をすればとよく言われますが仕事となるとやる気にはなりません。
少人数のご紹介はもちろん100人超の大型合コンのセッティングもしてきました。
知ってる人が幸せになるのを見るとこっちまでうれしくなりますし、その人の性格や人柄からしてこの人が合うと思い、引き合わせてうまくいったときは双方にも喜ばれるし私もうれしいし私を紹介した方の株も上がるし、みんながハッピーなので言うことなし。
結婚された方は5組ほどおられます。
家電が大好きで仕組みを知るために分解したり、良いものを長く使うために分解清掃まで自らこなします。
ヨドバシカメラは飽きません。
最新機種はもちろん、昔の電気製品でもアナログとデジタルの違いから本当に良い製品アドバイスが行えます。
また機器の組み合わせには相性もありますし、使われる方の性格によってメンテナンスが面倒とか何色を好むとかこんな機能は要らないとか総合的なアドバイスも得意です。
最初の配属先は大阪営業所
年功序列を目の当たりにし、仕事へのモチベーション維持が難しいと感じました。
営業所研修や本社研修で他部署の仲間と話すうちに皆同じ悩みを抱えていることがわかりました。
「これぐらいでいい」と持てる力を十分に発揮しておらず、自分の可能性に蓋をしてしまっている社員が多く勿体ない。
潜在能力を引き出せればもっといい会社にできるはず、会社をもっと良くしよう、成長させようと考えました。
ではどうすればそれを実現できるのかと悩んでいたところ、どのような書籍を読み漁っても全ては人的資源の有効活用であり、企業は人なりとの結論に至りました。
そしてそれができるのは人事の仕事。
会社に合った労務管理を通じて自ら動く集団にしていくにはどのような能力が必要なのか。
調べていたところ、社会保険労務士という資格があることを知りました。
人事・労務管理のスペシャリストは社会保険労務士という言葉に刺激され、営業時代に勉強を開始。
当時は総務課はあっても実質は経理機能が主であり、人事のことについては無頓着でした。
資格取得すれば異動できると考え、取得後に異動願を提出し総務課へ配属となりました。
総務課時代
当時の課長は経理畑であったため、私の異動に助かったと喜んでいただきました。
当時、人事班は3名の部署であったため、いわゆる労務管理と呼ばれるものは全て経験させてもらいました。
特に採用活動においては事業継続の要である人材(財)獲得のため、母集団形成を最重視、大学とのパイプ、内定者フォローなどの採用スキームは現在も活用され役立っています。
今思えばびっくりするくらい人事に関することは整備されておらず、仮説を立て、実行し、結果が出て検証するといったサイクルが回り、良い結果が出て会社の雰囲気が変わるのを肌で感じたときの感動は今でもはっきりと覚えています。
●社内ルールの整備(就業規則・社内規程・36協定)
●入退者の手続き(社会保険・労働保険、退職金、税金)
●社内研修(新入社員、中堅社員)
●採用できる仕組み構築(時代の潮流に合わせた媒体利用、大学訪問)
●個別労働紛争について紛争調整委員会によるあっせん代理
●社内トラブルの防止策構築
●外国人労働者受け入れ整備
●従業員満足度向上策の導入
●助成金申請
●給与計算業務
●労災対応(労働基準監督署対応)
●年金事務所の調査対応
●福利厚生の企画立案(禁煙制度、社員旅行、慰労会など)
●建設会社と職場環境改善
●安全衛生委員会の設置
●産業医選定から健康の維持増進等の相談・企画(職場巡視、労働者面談)
私が人事へ異動したころは、研修はあっても仕事を通じたものばかり、いわゆるOJTばかりでした。明確な目的、体系的な改善・解決策が備わっていません。またパワハラやセクハラという言葉はそのころまだ聞かれなかったものの高卒・大卒・派遣社員など処遇が異なる労働者間のトラブルもよく見られました。
最初の業務は就業規則の見直し、その後新卒採用、相談窓口の設置、紛争調整委員会によるあっせん等、人事の一連の業務を経験し人間関係管理の重要性を肌で感じました。
就業規則とは社内のルールブックと言われますが、どんなに素晴らしいルールがあっても、それがきちんと周知されなければ効果は期待できません。周知とは単に誰もが見れるところに置いておくのではなく、どのように伝えるかなのです。
それは殆どの場合、組織内の小集団におけるキーマンと人事との関係で解決できます。テキストには載っていない組織運営のノウハウがあります。
長年の経験から確信をもって言えること。労務管理とはつまり、経営者はもちろん、そこで働く人が気持ちよく仕事することができる環境を作り出し維持することであり、業務効率を向上させ、満足度も高まりという好循環を起こすことなのです。
精神衛生を良くするための管理と言い換えても良いかもしれません。
労働問題の「未然防止」にはこれら人間関係管理が重要なキーとなり、もし問題が起こったとしても事が大きくならずに済みます。
以上のように社内外を通じた経験により職場全体を部署ごとの小集団の集合体と捉えることにより様々な問題に対処してきました。
営業部長、社長室長
総務課で8年が経過したころ、営業部の立て直しに尽力して欲しいと社長より指示を受け、また翌年には跡継ぎの三代目への世代交代を控えサポートしてやってほしいと社長室へ異動となりました。
人事の業務は仕組化しておりましたので部下への引継ぎに不安はありませんでしたが、人事が私に一番合っていたのでしょう、また大好きだったのでしょう、異動するときは涙が出ましたし、異動してからも気になって仕方がありませんでした。
この想いを大事にしたい、自分の経験は必ず困っている会社の役に立つ、喜んでもらえる、その会社の労務管理に携わり強力な助っ人となってやる、と社会保険労務士としての開業を決意しました。
フットワークの軽さと几帳面な性格から、開業前からよくご相談をいただくことがありました。
それは、関わった方々に喜んでもらいたい、「頼んでよかった」という言葉をもらいたい、という想いがそのような結果に繋がっているのだと思います。
普段から相手の喜ぶ顔を想像して、嫌な顔が浮かぶ場合はどうすれば笑顔になるかを想像しながら行動するんですね。
ですので、当事務所と関わることで一人でも多くの企業から「阪和労働法務事務所のおかげで当社の今がある」と言ってもらえるよう、そんな事務所を運営していきます。
また、製造業での20年、外国人とのネットワーク、採用ノウハウ、建設業の友人といった財産は、今後関わる企業様をはじめ、その取引先とも密接にかかわってくるでしょうから企業の採用支援にはじまり、トータルサポートに関わるハブ事務所を目指そうと考えております。
期待していただいたら120%で応えられる、そのような事務所を目指しております。